水槽用品

水槽周りの配線を整理整頓♪配線整理グッズや固定方法の紹介

satosigege

水槽を設置するに伴い、ポンプ、ヒーター、ライト等
熱帯魚などの飼育に必須な用品が色々と必要となってきますが
用品が増えるにつれて各々コンセントの差し込み口が必要となります。
水槽が1個でしたら配線はそんなにゴチャゴチャになりませんが
2個以上になってきますと、きちんと整理しないと
自分で行った配線がワケのわからない状況になります。
そうならない為の方法をまとめてみました。

❶水槽1個に対して必要な電源数

(熱帯魚の場合)
熱帯魚水槽に必要な用品を具体的に挙げてみますと…

  • ポンプ
  • 冷却ファン
  • 照明(ライト)
春秋冬
  • ポンプ
  • ヒーター
  • 照明(ライト)

最低限揃えておきたいアイテムはどの季節でも大体3つなので
必要な電源のタップ数は3つとなります。

あとこれに必須ではないものの補助的に必要なものが加わると
その都度電源が必要となります。

(例)

  • ブクブク用ポンプ
  • 補助ポンプ
  • 緊急時のヒーター
  • 水槽用クーラーなど

万が一のことを考えると必要な電源数はどこまでも増えていきます。

(カエルの場合)
カエル水槽に必要な用品を具体的に挙げてみますと…

  • 冷却ファン
  • 照明(ライト)
春秋冬
  • ヒーター
  • 照明(ライト)

最低限揃えておきたいアイテムはどの季節でも大体2つなので
必要な電源のタップ数は2つとなります。

カエルの場合は何か追加するとしたら、夏場の水槽用クーラーか
春秋冬の予備のヒーターくらいかなと思います。
エアコンで部屋の温度調節している場合はいらないと思います。

飼育する生き物の種類が多くなると水槽が増えて用品も増えて
タップ数も増えて配線も複雑になっていきます。

(例)水槽1電源数3→水槽2電源数6 … 水槽10電源数30!!

単純に考えるとこうなります。
それにつれてメンテナンスも大変になります。

❷私がやってる配線整理

昔、テレビやDVDプレイヤーなどの
配線がゴチャゴチャしてたのが
ずっと気になっていて

どうすればスッキリさせられるか
パソコンで調べたら「ワイヤーネット」を
使った配線整理方法が載っていたので
参考にさせていただいたのが
はじまりでした。

こんな感じで配線整理してます
(1)ワイヤーネットを壁に設置して配線整理
  • ワイヤーネットのサイズはあまり大きくても扱いづらいので
    水槽の幅と同じくらいのがちょうどいいと思います
  • 壁に固定するための留め具は4隅の4箇所でいいと思いますが
    より強固にしたいのであれば箇所数を増やしたらいいです
(2)電源タップは動かないようにタイラップで固定
  • タイラップ(結束バンド)はアクア用品用として使うのであれば
    150mmか200mm程度が使い勝手がいいと思います
  • 電源タップ周りを留め具で固定するとコンセント抜き差しで
    よりたわまなくなります
(3)吊り下げ可能な用品は専用フックにぶら下げ
  • どこのメーカーのフック(ワイヤーネット用)でも掛けれると思います
  • フックの長さはアクア用品の大きさにもよりますが
    だいたい5〜10cmくらいがいいと思います
(4)少々大きいものはS字フックやワイヤーのカゴに入れる
  • 私の使っているタイマーはフックを掛ける所がついてないので
    ワイヤーのカゴに入れてます
  • カゴは用品の大きさに応じてカゴ幅を選んだらいいと思います
  • S字フックは引っ掛ける用品に応じたのを選んだらいいと思います
  • S字フックには大きさ、材質、太さ、曲がり具合など異なるいろんな
    バリエーションがあるので何種類か揃えておくと便利です

❸壁掛け式で配線整理するメリット

こんなメリットがあると思います。

(1)アクア用品の操作がしやすい

ワイヤーネットは水槽上部の
見やすい壁面に設置してます。
立った時の手の届きやすいところに
あるのでちょうど目線より下の高さです。

タイマーの時間設定やサーモスタットの
温度設定などの操作が楽にできます。

ワイヤーネットの上端がちょうど目線のあたりです

電源タップを(タイラップで)
固定しているので抜き差しが
容易にできます。

コードは曲がって負荷がかからないように
線が伸びてる方を下にして固定してます。

ネットの真ん中付近に設置すると
コンセントを抜いた時にたわむので
壁を固定している側に寄せて
設置しています。

タップ周りのワイヤーを数箇所
追加で固定するのもいいと思います。

(2)設置や取り外しが楽

ワイヤーネットには専用のフックを
簡単に掛けることができるので
アクア用品の設置や
取り外しが楽にできます。

使用頻度の高いポンプやサーモスタットは
フックを掛けれるように加工されているのが
大半なので専用フックにぶら下げてます。

ただし中には穴のサイズが合わないものが
あるのでそういう場合は針金等使うと
いいと思います。

ライトにはACアダプター(ケーブル途中にある四角いやつ)がついているので
S字フックを使って掛けておくとか
アダプタにタイラップを巻いて
S字フックを引っ掛けて吊り下げるのも
アリだと思います。
タイラップでワイヤーに固定する方法も
ありますが、場所を移動させたい時に
タイラップを外さないとならないので
できれば引っ掛けておくのが
いいと思います。

中にはタイマーのような大きいのも
あるのでそんなのは大きさの合った
ワイヤーのカゴに入れて掛けてます。

また次のような定期・臨時作業時は空いてるところにフックに掛けたり
不使用の差し込み口にコンセントを差したりできます。

こんな時にも活用できます(例)
  • 水換えに使用するポンプを一時的に設置する時
  • 水あわせに使うポンプを一時的に設置する時
  • 冷却ファンとサーモスタットを夏場の一定期間設置する時
  • ヒーターとサーモスタットを冬場の一定期間設置する時

定期的なメンテナンスが多少は楽になって時間短縮に繋がります。

(3)水がかからない

水換えなどしていると水をこぼしたり
飛び散らせたり最悪溢れさせてしまったり
と気をつけていても
水を落としてしまうことがあります。

ワイヤーネットを水槽より上に
取り付けていると、こぼした水は間違っても
自然に上ってきてかかることはありません。

ですが、水槽より下に配置していると
水がかかる可能性があります。

万が一電源タップが水浸しになると
運悪く感電したり
最悪火災になってしまいます。

不純物を含んだ水は電気をよく通すので水槽の水は感電しやすいといえます。
なので出来ることなら水槽より上の位置に電源タップを設置するのが無難と思います。
ですが、部屋の景観が損なわれるとか様々な諸事情により
上部に設置できない場合は多々あると思いますので
できない場合はせめて距離を取るか防水処理を万全にしたいところです。

昔こんなことがありました

ブクブク用に使ってたポンプが
ある日動かなくなってしまいました。
原因を調べようと思って
カバーを開けて中を見てみると
中が錆びてました。

おそらく知らない間に水が侵入して
錆びたのだと思います。

運悪く感電してしまうと、電流の大きさにもよりますがビリビリきて痛いらしいです。

流れる電流が大きいほど痛くなります(当たり前ですけど)。
アクア用品に流れる電流は扱う用品にもよりますが
全般的に消費電力がそれほど大きくないので
たいした被害はないと思います。

後で用品毎に調べてみますね♪

❹用品とコンセントはシールを貼って管理

水槽の数が増えるに伴って
使用する用品の数も増えていきます。

そうなると電源タップに差し込む
コンセントの数も増えます。
そうなると例えば

「この水槽に使ってるポンプの
コンセントはどれだ!?」

という状態に陥ります。
水槽1個だけで用品の数が
少ないのであれば
問題なく見分けられると思いますが

複数の水槽を設置していて
目一杯使用している電源タップが
複数あるとなると、特定の用品を
すぐに見つけるのは困難に
なります。

そこで私は用品とコンセントに
シールを貼っていつでも
わかるようにしてます。

シールに何か文字を書いておくと
さらに分かりやすくなります。
シールは見やすさや文字を書く
スペースなどを
考えると直径15mmが
いいと思います。

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このように目印がないと探すのに一苦労します
シールの色と書いた文字で管理すると探しやすいです

複数の水槽を管理していて、かつ配置を定期的にローテーションを
組んでるような人だと、用品設置撤去作業の効率化にもなると思うので
シールでなくとも別の何かの方法でも
用品毎のコンセントを把握しておくといいのではないかと思います。

❺まとめ

私が行っている水槽周りの配線整理の仕方を紹介しましたが
配線を整理することによって

  • 好印象な外観づくり
  • 作業の効率化
  • 危険回避

などを図ることができます。
面倒な作業なので後回しにしたくもなりますが
後々のメリットがいくつもあるので
配線がゴチャゴチャな方は是非とも実施していただきたいです。

作業時間的には規模にもよりますが
大体1〜2時間程度で全集中で行うとすぐ終わります。

面倒だからといって後回しにして効率の悪い作業を延々と繰り返すよりも
効率的な作業環境に整えて時間短縮に努めた方が得だと思います。

見た目も整っていてかつメンテナンスも行き届いているように
配線整理にも力を入れていきたいところです。

ABOUT ME
Hirosshige
Hirosshige
アクアリストHirosshige
個人アクアリストとしていろいろ飼ってきましたが
ここ数年はピラニアに魅了され
現在ピラニアナッテリーとピラニアノタータスと
ビーシュリンプの飼育をしている最中
余裕があれば販売も行ってます♪

本サイト(ブログ)では
アクアリスト歴14年の私がこれまでに培った
「アクアリウム雑学」をお届けします。

ご購入者様からのよくあるご質問「飼育方法、手入れの仕方、病気の対処法」
なども解説していきます!

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アクアリストHirosshige
秋田県出身、1980年生まれ
趣味:アクアリウム、けん玉、ペン回し、バイク
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