水槽用品

熱帯魚の照明はタイマーを使って時間制御

satosigege

水槽の上に置いてる照明のオンオフはタイマーで行ってますが
なにげなく使っているこのタイマーは実は…
魚と飼い主に対して重要な役割を果たしていたのです!
そのことについてまとめてみました。

❶魚の1日

魚の「一般的な1日」は、魚種や生息環境(海・川・湖)
昼行性か夜行性かによって大きく異なりますが
多くの魚に共通する生活リズムを簡単にまとめるとだいたい以下のようになります。

(1)(夜明け)

朝は陽が昇り、光が差し込むので
活動が活発になる魚が多いです。

餌となる小魚やプランクトンは表層に上がり
捕食魚もそれを狙って動き出します。

光が差し込むことで水温や水流が変わるので
餌となる微生物や小動物が
動き始める時間帯となります。

(2)日中

餌を探したり、縄張りを守ったりする
活動をひたすら続けます。

光が強すぎると、外敵から身を守るため
岩陰や水草に隠れて過ごす魚も多いです。

群れで行動する魚は、仲間と一緒に
移動しながら餌を探します。

(3)夕方(日没前)

朝と同じように餌が活発に動き出すため
捕食・採餌が盛んになります。

(4)夜間(日没後)

寝てるというか休んでます。
(夜行性のもいます)

❷タイマーのメリット

自然界では❶で挙げた生活を送っている魚ですが
人が飼育している環境ですと良くも悪くも
飼い主によって魚の生活環境は
大きく左右されてしまいます。

当たり前なことですけど
飼い主が世話を疎かにしていると魚は元気よく育ちません!
それは水換えから餌やりから
様々なことについて言えますが

夜明けから夕暮れを再現する
照明のオンオフに関しても同様に言えます。

単に照明スイッチをオンオフするのは難なくできますが
それを毎日決まった時間にやるとなると手間のかかる作業になってきます。

そこで魚の世話の負担を少しでも減らすのに活躍するのが
タイマーです!

タイマーは電源のオンオフを自身で設定した時刻で
設定できるので、毎回自ら照明の電源を
オンオフする手間が省けます!

またタイマー設置によって
魚の1日の生活リズムを自動でつくってあげれるので
魚の健康を維持するのに役立つことは間違いないです。

タイマー設置によるメリットを以下のようにまとめてみました。

  • 照明オンオフの手間が省ける
  • 帰宅時間に左右される事なく自動でオンオフできる
  • 照明の消し忘れがなくなるので節電につながる
  • 水草を育てている場合、照明のつけ忘れがなくなるので
    光合成できないという日がなくなる
  • 魚の1日の生活リズムを崩さずにすむ

❸現在使ってるタイマー

私が現在使っているタイマーです。

カスタム (CUSTOM) 24時間タイマー WT-02N

新品価格
¥1,591から
(2025/7/28 02:18時点)

メーカーカスタム
型式WT-02N
商品名24時間タイマー
アナログorデジタルアナログ

設定:
現時刻にダイヤルを合わせてから
照明を点けたい時間帯のポッチを押して設定完了。
あとは放置しておけば自動で設定時間に点灯・消灯します。

長所:価格が安い
短所:
・1ポッチ15分単位なので正確に時刻を合わせづらく
 中途半端な現時刻だと5~10分くらいの誤差は覚悟しないとならない
・本体が大きいので複数タップのコンセントに差し込むと
 隣の差し込み口が隠れてしまい他のプラグが差し込めなくなる

24時間プログラムタイマー

新品価格
¥2,000から
(2025/7/28 02:28時点)

メーカーリーベックス
型式PT24
商品名24時間プログラム
タイマー
アナログorデジタルアナログ

設定:カスタムのタイマーと同様
長所:カスタムのタイマーと同様
短所:カスタムのタイマーと同様

ELPA 24時間タイマー WT-02

新品価格
¥2,400から
(2025/7/28 02:48時点)

メーカーELPA (エルパ)
型式WT-02
商品名24時間タイマー
アナログorデジタルアナログ

設定:カスタムのタイマーと同様
長所:カスタムのタイマーと同様
短所:カスタムのタイマーと同様

照明用のタイマーで私が今まで使ったのは
安価なアナログタイマーでした。

それで何年も飼育に不都合になるようなことは
ありませんでしたので安いやつで十分だと思います。

ですが正確な時間にタイマーを起動させたい!
という方もいるかもしれないので
そんな方はデジタルがいいと思います。

最近はスマホでコントロールできる
スマートプラグが売ってるので
照明のオンオフをスマホで遠隔操作するのも
いいかもしれませんね!

❹壊れてくるとこうなります

照明のオンオフを自動で行ってくれるタイマー(アナログ)ですが
何年も使っていると次のことが起こり始めてきます。

(1)オンオフの時間が大幅にズレてくる

何年も使っていると設定時刻を大幅に過ぎてから
電源がオンになったりオフになったりしてきます。

そんな時は現時刻も大幅にズレてるので
再度設定してあげればいいですが

この時間の大幅なズレが
しょっちゅう起こるようであれば
タイマーの交換時期とみていいと思います。

大体3~7年がいいところだと思います。

デジタルタイマーについては実際使ったことないので
なんとも言えませんが、今使ってる
アナログタイマーが壊れたら
次試してみようと思います♪

耐用年数を調べてみるとアナログよりは
長いらしいです。

❺まとめ

照明のオンオフを自動制御して水槽内の
夜明けから夕暮れを再現してくれるタイマー。

魚の生活リズムを整えて元気に育てることに繋がるので
是非とも用意しておきたい代物です。

少々扱いづらいですけど
安価なアナログタイマーでも十分に使えると思います。

ABOUT ME
Hirosshige
Hirosshige
アクアリストHirosshige
個人アクアリストとしていろいろ飼ってきましたが
ここ数年はピラニアに魅了され
現在ピラニアナッテリーとピラニアノタータスと
ビーシュリンプの飼育をしている最中
余裕があれば販売も行ってます♪

本サイト(ブログ)では
アクアリスト歴14年の私がこれまでに培った
「アクアリウム雑学」をお届けします。

ご購入者様からのよくあるご質問「飼育方法、手入れの仕方、病気の対処法」
なども解説していきます!

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アクアリストHirosshige
秋田県出身、1980年生まれ
趣味:アクアリウム、けん玉、ペン回し、バイク
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