ピラニア

ピラニアノタータスを90水槽に移しました

satosigege
90水槽で飼育してた最後のナッテリーが
ヤフオクで落札となりまして
90水槽の後釜を何にしようかと前から考えてましたが
今後の成長を見込んでノタータスがいいかなと思いまして
空いた90水槽にはノタータスを入れることにしました。
そして6/22(日)、ノタータスを90水槽に移しました。

❶魚を別の水槽に移すときの注意点

魚を別の水槽に急いで移さないと
ならないからといって
アミで掬ってそのまま別水槽に
ドボンッ!と投げ入れるのは
かなりの危険行為
です。
下手すると魚が
ショック死してしまいます。

魚が泳いでいた環境を急激に変えるという行為は
魚にとって大きなストレスを与えることになり
魚の生死を左右することに繋がることになるかもしれないため
このような事態を引き起こさないためにも「水あわせ」という行為が
非常に重要となります。

長年大事に育ててきた魚をみすみす死なせることのないように
しっかりと今までの環境と同じく整えてあげてから移してあげたいですね!

❷水あわせの重要性

熱帯魚を別の水槽に移す際に行う
「水あわせ」

魚の健康と命を守るために
必ずといっていいほど行わなくては
ならない重要な作業です!

以下にその理由を挙げます。

(1)水質の違いによるショックを防ぐ

水槽ごとに水の環境は異なります。
特に次に説明する水質が異なります。

  • 水温
  • pH(酸性・アルカリ性の度合い)
  • 硬度(ミネラルの含有量)
  • 溶存酸素量
  • アンモニア・亜硝酸などの有害物質の濃度

魚はこのような環境変化に非常に敏感で、急激な変化があるとショック症状を起こし
最悪の場合は死に至ることもあります。

水あわせは、こうした変化を徐々に慣らすことで魚にストレスを与えず
新しい環境に適応させるための手段といえます。

(2)免疫力の低下を防ぐ

急激な環境の変化は
魚の免疫力を一気に下げ
病気にかかりやすくなる
原因になります。

水あわせによって
ストレスを軽減することで
健康を維持しやすくなります。

(3)pHショックのリスクを減らす

特に注意すべきなのは「pHショック」です。
pHが大きく異なる水に急に移すと
魚の血液が酸性・アルカリ性に傾きすぎて
数分~数時間で死亡することがあります

❸以前こんなことがありました

ある出来事がきっかけで
引越ししなければならない事態に
なってしまった最中

当時飼ってた金魚も引っ越さないと
ならない状況だったのですが

自分の荷物の移動で手いっぱいで
他の荷物に目の行き届かない状況で

魚の水あわせ作業というのは
非常に手間のかかる作業だったので

「まいっか♪」っていう感覚で

水あわせしないで当時飼ってた金魚を
別水槽にそのままドボンッ!と
投げ入れてしまいました。

そして数分経って様子を伺ってみると!

なんと金魚がプカプカ浮いてました…。
「あ!やっちまった…」
と思った瞬間でした。

死因はpHショックによる
ショック死でした…。

水あわせを知らなかったわけでは
ありませんでしたが
自身できちんと把握していたはずの
「水あわせは重要」という意識が
引っ越しという重作業の最中
薄らいでました。

結局は自身の認識の甘さが招いた悲劇でした。

「実際目の当たりにするとは」と
思い知らされた瞬間でした…。

ショック死した金魚は
以前、私の子供が金魚掬いで
掬ってきた小赤で
他の仲間が次々死んでしまった中で
唯一生き残ってた個体でした。

3〜4年飼育しておりまして
全長20cmくらいの大きさまで
成長してました。

金魚掬いで掬ってきた個体とはいえ
長年飼育してきた個体を
あっさり死なせてしまった罪悪感は
簡単に拭いきれない
後味の悪い出来事でした。

この痛恨の出来事があってから
お気に入りの熱帯魚を別水槽に移す時は
「水あわせは必ず行う」ことを
誓っております( ;  ; )

❹別水槽に移した手順

次の手順でノタータスを90水槽に移しました。

(1)適度な大きさのバケツにノタータス2匹を移した

ノタータスの大きさに窮屈すぎない程度の
大きさのバケツにノタータスがいた
水槽の水を半分くらい入れて

ノタータス2匹を入れました。
(2匹とも十数センチの大きさ)

(2)水あわせを行った

バケツに90水槽の水を少しづつ足して
ノタータスを90水槽の水に徐々に
慣れさせていきました。

90水槽からバケツに水を移す際は
チューブを使い、水量は一方コックで調整しました。

できれば90水槽側のチューブに吸盤をつけていると
水あわせ中にチューブが水面から飛び出す危険が
少なくなるのでおすすめですよ。

(3)水あわせを十分に行った後、ノタータスを90水槽に移しました

2〜3時間経過後、バケツの水が
ほぼ満杯になったところでノタータスを
90水槽に移しました。

バケツから90水槽に移しただけなのにネットに穴が空いてしまいました!ピラニアの歯の鋭さには感服いたします…

❺ノタータスの現在の様子

念入りに水あわせして
90水槽に移したノタータス!

慎重に行った水あわせも
無事済んで引っ越し作業は
順調に終わりましたが

ビビりまくりな性格は
最初から変わらずで
飼育を始めた頃と同様な感じです。

新しい環境でデカくなるのを期待してます!

ABOUT ME
Hirosshige
Hirosshige
アクアリストHirosshige
個人アクアリストとしていろいろ飼ってきましたが
ここ数年はピラニアに魅了され
現在ピラニアナッテリーとピラニアノタータスと
ビーシュリンプの飼育をしている最中
余裕があれば販売も行ってます♪

本サイト(ブログ)では
アクアリスト歴14年の私がこれまでに培った
「アクアリウム雑学」をお届けします。

ご購入者様からのよくあるご質問「飼育方法、手入れの仕方、病気の対処法」
なども解説していきます!

ご質問、購入のお問合せは、下記までお気軽にお寄せください!
↓↓↓
satosshige@gmail.com ←メールはこちらへ

アクアリストHirosshige
秋田県出身、1980年生まれ
趣味:アクアリウム、けん玉、ペン回し、バイク
記事URLをコピーしました