2025年10月5日ベルツノガエルに冷凍マウスを食べさせてみました

8月25日の投稿でベルツノガエルが産卵しないのは
栄養が不足しているのではないかということで
栄養をつけさせるには冷凍マウスがいいのではと紹介してましたが
実際どうなのか買って与えてみました。
❶現在のベルツノガエルの大きさ

飼育期間11ヶ月
メス

飼育期間11ヶ月
オス

飼育期間11ヶ月
メス
前に計った時は11センチ
でしたが計測誤差の範囲
だと思います
❷うちのベルツノガエルに冷凍マウスLサイズは適切か?
このことについてDobaしぇんしぇ~に質問しました。

冷凍マウスLサイズ(3~4センチ)はベルツノガエル
(体長10〜11センチほど)の餌としては適切でしょうか?

ベルツノガエルの体長が 10〜11cmほど であれば
冷凍マウスLサイズ(3〜4cm)は 適切なサイズ と考えて
大丈夫です 👍
ベルツノガエルの餌サイズの目安は、
- 「カエルの口幅の1/2〜2/3程度」
- 「飲み込むときに喉に詰まらず、無理なく丸呑みできる大きさ」
とされています。
体長11cmクラスのベルツノガエルなら口もかなり大きいので
3〜4cmのマウスは問題なく飲み込めるはずです。
ただし注意点もあります:
- 🐭 与える頻度:マウスは脂肪分やカルシウムが多く、栄養価が高い反面、消化に時間がかかるため、頻繁に与えると肥満や肝臓に負担がかかります。成長期でも2〜3週間に1回程度、成体なら月1回程度が目安。
- 🐸 普段の餌:人工飼料(ベルツノフード等)やコオロギなどを主体にし、マウスは補助的な「ごちそう」として与えるのがおすすめです。
- ⚠️ 詰まり防止:もし飲み込みに時間がかかったり、喉でつかえるような仕草をしたらサイズが大きすぎる可能性があります。その場合はマウスをカットして与えるか、サイズを下げてください。
👉 まとめると、11cmのベルツノガエルならLサイズマウス(3~4cm)は十分対応可能ですが、与える頻度と消化負担には気をつけると安心です。
冷凍マウスを紹介した時の記事はこちら↓
2025年8月3日ベルツノガエルの包接を再挑戦してみました
Dobaしぇんしぇ〜の回答ですと
体長11センチほどのベルツノガエルに与える冷凍マウスのサイズは
Lサイズ(3~4cm)で適切とのことでした♪
❸冷凍マウスの解凍方法
冷凍マウスは書いてるとおり凍っており、そのまま与えるわけにはいかないので
解凍しないとなりませんが
手っ取り早く電子レンジでいいのではないかと思ったので
電子レンジを使用する場合のW数と解凍時間について
Dobaしぇんしぇ~に聞いてみました。

うちのベルツノガエルに冷凍マウスを食べさせたいと
思っているんですけど
W数や解凍時間などを教えてください!
冷凍マウスのサイズは約3~4cmです。
うちの電子レンジは500W~750Wの出力です

ベルツノガエルへの給餌で使う冷凍マウスですが、電子レンジでの解凍はおすすめできません。
理由は以下の通りです:
- 部分的に加熱されすぎて中が煮えてしまう
- 外は冷たいのに中が熱いなど、ムラが出る
- 細胞が壊れて栄養価や鮮度が落ちる
- マウスの脂や汁が電子レンジ内に飛び散り、匂いが残る
そのため、爬虫類・両生類の飼育者の多くは以下の方法を取ります👇
安全な解凍方法
- 冷蔵庫解凍
前日から冷蔵庫に移して、数時間〜半日かけてゆっくり解凍。
→ 最も安全で鮮度が保たれる。 - 流水解凍(おすすめ)
冷凍マウスを袋ごと水に入れて、常温の流水で10〜20分ほど。
→ 3〜4cmサイズならだいたい15分前後でしっかり解凍されます。 - ぬるま湯解凍(即席用)
密閉袋に入れて、30〜35℃くらいのぬるま湯に10分程度浸ける。
→ 熱湯はNG。中身が煮えてしまい腐敗が早くなる。
給餌のポイント
- 完全に解凍されて、**体温くらいの温度(約30℃前後)**になった状態で与えると食いつきが良いです。
- 血や汁が流れないように必ず袋に入れて解凍してください。
👉 もし「電子レンジでどうしても」という場合は、解凍モード(弱出力100〜200W程度)で短時間ずつ確認しながらですが、サイズ3〜4cmだと数十秒で部分的に加熱されてしまいやすいので、基本的には避けた方が安心です。
ご希望なら「電子レンジを使う場合の目安時間(500W・750W)」も計算して出しますか? それとも、安全な流水/ぬるま湯解凍の具体的な手順をまとめた方が良いですか?

そうなんですか…
では電子レンジを使う場合の目安時間と
安全な流水/ぬるま湯解凍の具体的な手順を教えてください!

了解しました!
まず「電子レンジでの目安時間」、次に「安全な流水・ぬるま湯での具体的なやり方」を整理しますね。
① 電子レンジでの解凍目安(どうしても使う場合)
冷凍マウス(3〜4cmサイズ)の場合:
- 500W:解凍モード or 弱出力で 10秒 × 数回 → その都度触って確認
- 750W:かなり強いので 5秒 × 数回 → 途中で必ずチェック
※注意点
- 一度に長くかけると「頭だけ熱い/体がまだ凍っている」というムラが出やすいです。
- 表面が熱くなったらすぐストップ。少し硬さが残っていても流水やぬるま湯で仕上げるのが安全。
- 袋に入れてからレンジにかけると匂いや破裂を防げます。
② 流水解凍(おすすめ)
- 冷凍マウスを 密閉袋 に入れる(直接水につけない)。
- 水道の水を弱めに流し続け、その中に袋を浸ける。
- サイズ3〜4cmなら 10〜20分程度 で完全に解凍。
- 解凍後は袋から出して軽く水気を拭き、温度を確かめてから与える。
③ ぬるま湯解凍(早く与えたいとき)
- 冷凍マウスを袋に入れる。
- 30〜35℃くらいのぬるま湯に浸ける。
- 5〜10分 で解凍完了。
- 手で触って「体温くらい」になっていればOK。
- 熱湯は使わない(中が煮えて劣化)。
④ 与えるときのコツ
- 解凍後すぐに与える(放置すると雑菌が繁殖しやすい)。
- 温度は 人肌(30℃前後) に調整すると食いつきが良い。
- トングで軽く揺らすと「動き」に反応して捕食行動を取りやすくなる。
👉 まとめると、
- 普段は「流水」か「ぬるま湯」
- 急ぎならレンジは 5〜10秒ずつ確認しながら
- 最後に人肌程度まで温めてから与える
という流れが安心です。
電子レンジでの解凍は慎重にやらないと
マウスを傷めてしまう恐れが高いとのことで
今回はそんな急いでいる状況ではないので
電子レンジ以外の早く解凍できる方法の
ぬるま湯解凍でやりたいと思います。
❹冷凍マウスを解凍しました
Dobaしぇんしぇ〜のアドバイスを
鵜呑みにして冷凍マウスを
ぬるま湯解凍しました。
ぬるま湯解凍で結局は体温くらいの
温度になってて食べやすい温かさなので
食いつきはいいのではないかと思います。笑
冷凍マウスをぬるま湯に入れて
浮いてこないように飲み終わった空き缶に
水を入れて乗っけてます笑


ぷにぷにしてます
❺冷凍マウスをベルツノガエルに与えてみました
解凍が無事済みましたので
ベルツノガエルに与えてみました。
☞
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☞
❻まとめ
今回初めてベルツノガエルに冷凍マウスを与えてみましたが
結果をまとめてみました。
ベルツノガエル | 性別 | 飼育期間 | 体長 | 食べた冷凍マウスの数 |
1号(茶×薄緑) | メス | 11ヶ月 | 約9センチ | 7 |
2号(茶×緑) | オス | 11ヶ月 | 約8センチ | 1 |
3号(赤茶×緑) | メス | 11ヶ月 | 約10〜11センチ | 8 |
メスは冷凍マウスをたくさん食べたのにオスは1匹しか食べませんでした!
どこか悪いのかな?と心配になったので
Dobaしぇんしぇ~に聞いてみました。

ベルツノガエルのオス(体長8センチ、飼育期間11ヶ月)に
冷凍マウス(4センチ程)を与えたのですが
食いつきが悪くて結局1匹しか食べませんでした。
他に飼っているベルツノガエルのメス(体長9〜11センチ
飼育期間11ヶ月)は7〜8匹食べたのに
何か原因があるのでしょうか?

ベルツノガエルの場合、オスとメスで食欲の差がはっきり出ることがよくあります。いただいた情報から考えられる要因を整理しますね。
オスが冷凍マウスをあまり食べなかった可能性
- 性別による食欲差
- ベルツノガエルは一般的にメスの方が大型になり、食欲も旺盛です。
- オスは成長段階でもメスほどの食欲を示さず、「すぐに満腹になってしまう」傾向があります。
- サイズの問題
- 体長8cmのオスに4cmのマウスは「一匹で満腹」になる可能性があります。
- 逆に体長9〜11cmのメスにとっては、4cmマウスは小ぶりで、何匹も食べられるサイズ感です。
- 個体差(性格や食欲のクセ)
- 同じ環境・年齢でも、食い付きが良い個体と控えめな個体がいます。
- オスは特に「食にムラ」が出やすいです。
- 繁殖行動・ホルモンの影響
- 生後11ヶ月ということで、性成熟が始まる頃。
- オスは発情期に入ると食欲が落ちることがあります。
- 餌の種類・動き
- 冷凍マウスは「動きがない」ため、捕食スイッチが入りにくい個体もいます。
- 餌をピンセットで揺らしたり、ぬるま湯で解凍後に温かい状態で与えると食いつきやすくなることがあります。
対策・試せること
- 与える間隔をあける
→ 週1回程度で十分。空腹時間を長くすることで食欲が戻りやすいです。 - 餌のサイズ調整
→ オスには無理にマウスを複数匹与える必要はありません。1匹で十分なことも。 - 餌の種類を変える
→ 冷凍マウスだけでなく、人工飼料やコオロギなどを交互に与えてみる。 - 繁殖期の可能性を考慮
→ 食欲不振が長く続く場合でも、体重減少がなければ「正常な範囲の食欲差」の可能性が高いです。
つまり、今回のケースは 「オスは体のサイズや性質的に1匹で満腹」「メスは大食いで複数匹食べられる」 という自然な差と考えられます。
無理に食べさせようとせず、オスは少食でも健康状態が安定していれば問題ないですよ。
考察
今回食べさせた冷凍マウスについて検証すると…
- 栄養価が高い
- 脂肪やカルシウムが多く含まれてます
- ちぎれにくいので散らからない
- ベルツノガエルの顎の力では食いちぎられにくいので
バラバラになることがないので散らかりません
- ベルツノガエルの顎の力では食いちぎられにくいので
- 1回に餌を与える回数が少なくて済む
- 結構でかいので小さい餌を何度も与えるよりも効率がいいです
- 散らからないのと与える回数が少なく済むので効率が良い(時間短縮になる)
- ちぎれた餌を拾ってまた与えたり小さい餌を何回も与える手間が
省けて時間短縮になります
- ちぎれた餌を拾ってまた与えたり小さい餌を何回も与える手間が
- 金額が高い
- 今回使用した冷凍マウスはLサイズ20匹で2795円でした
1回の給餌で使用したマウスは16匹/ベルツノ3匹ですので
2795円/20匹×16匹/回=2236円/回となります
対して人工飼料は約73粒(40g)で1107円で
1回の給餌で使用する人工飼料は24粒/ベルツノ3匹ですので
1107円/73粒*24粒/回=364円/回となります
2236円/回÷364円/回=6.14→6倍ほどの価格差があります!
- 今回使用した冷凍マウスはLサイズ20匹で2795円でした
- 解凍に手間がかかる
- 給餌がスムーズにすすむ冷凍マウスですが
給餌前の解凍時間はどうしてもかかってしまいます - 速攻で解凍できる電子レンジを使うのは
解凍具合にムラが出てくる可能性が高いです - ぬるま湯解凍が自分としてはおすすめですが
1回あたり10分の時間が必要となります
- 給餌がスムーズにすすむ冷凍マウスですが
- 臭い
- 試してみて初めて分かったんですけど
冷凍マウスって臭いです!
どういう匂いかというとなんかアンモニアみたいな匂いがします - 給餌を終えてからもしばし部屋に匂いが残ってます
この匂いに耐えることができれば問題ないと思います笑
- 試してみて初めて分かったんですけど
実際試してみて冷凍マウスは栄養価が高い上、散らからないので
ハッキリ言って良いと思います。
マウスを食べてからベルツノが一段と大きくなった感じがします。
ですが金額が高いのと消化に時間がかかるので日頃の餌というよりも
何かの節目のご馳走として与えるのが良さそうです。
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