ベルツノガエル飼育に使う水道水はカルキ抜きをしたらいいのか
ベルツノガエルを飼育するにあたり、
「水道水はカルキ抜きをした方がいい」
「いやいや、抜かなくても大丈夫」
と意見が分かれていることがあります。
私自身もどっちがいいのかわからないので、ベルツノガエルの飼育において
カルキ抜きは必要なのかどうかを調べてみました。

❶水道水にカルキが含まれている理由
日本の水道水には消毒剤として
**塩素(カルキ)**が含まれています。
これは水道管の途中で雑菌が繁殖したり、感染症が起こったりするのを防ぐためで、
国の基準で一定量以上(0.1mg/L以上)の残留塩素が必要とされています。
つまり、
- 間がそのまま飲んでも安心
- 雑菌が繁殖しにくい

という、安全のための処理がされています。
❷水道水に含まれるカルキの量
日本の水道水に含まれる残留塩素は
1リットルあたり0.1~0.4mg程度
と非常に少ない量になっています。
この量は当然、生き物に大きな影響を
与えない前提で設定されていますが
魚や水性生物は塩素に敏感であるため
アクアリウムの世界では
カルキ抜きを行うのが一般的です。

❸カルキがカエルに与える影響
ベルツノガエルは基本的に両生類で
成体はエラ呼吸ではないので
魚ほど塩素に弱いわけではありません。
(おたまじゃくしはエラ呼吸)
実際、
- カエル飼育界では
「普通の水道水で問題ない」
という意見も多い - 多くの飼育者がカルキ抜きなしで
飼育している事例がある

というのが現状でした。
ただし、まれに
- 皮膚が弱い個体
- 体調を崩している個体
- 脱皮直後

…などは刺激を受ける場合もあるため
「カルキは絶対無害」と断言できるわけでもありません。
また、ビタミン剤・ゼリー剤・薬浴などを水に混ぜる場合は、
塩素が成分を分解してしまうことがあるため、カルキ抜きの方が無難です。
ちなみに私はベルツノ飼育1年程ですが、カルキ抜きなしの水道水で飼育してて
今のところ異常なしです。
❹カルキを抜くのと抜かないのどっちがいいのか
結論を次のようにまとめました。
- 手間が減る
- コストがかからない
- 多くのベルツノ飼育者が問題なく
維持できている
シンプルで管理が楽になります。
私もこれでやって今まで
問題なく育っています。

私の結論
- 生体の安全面を考慮するなら:カルキ抜きした水
- 忙しくて手間を省きたい場合:水道水そのままでもOK
という使い分けが現実的だと感じました。
ただしカルキ抜きした水は溜めたままだと水質が悪くなりやすく
カエルの排泄物もあるとさらに悪化しやすいので1〜2日ごとの水交換が必要だと思います。
ベルツノは「水に浸かりっぱなし」ではなく、
ケース内の湿度や下に敷いた水分シートや土から吸収する形が多い生き物なので
水中を泳ぐ魚ほどシビアではないという点も大きいと思います。
❺まとめ
- 水道水にカルキが入っているのは衛生管理のため
- 日本の水道水の塩素量はごくわずか
- ベルツノはカルキに耐性があるケースが多い
- ただし個体差や体調で影響が出ることも
「絶対抜け」とか「絶対抜かなくていい」
という話ではなく
“安全をとるならカルキ抜き、手軽さをとるなら水道水のまま”
というのがベルツノ飼育の実践的な答えだと思います。
飼育中の個体の様子を見ながら、
自身の飼育スタイルに合った方法を選んでみたらいいと思います。



-2_AI-Anime-2-e1724923595203-150x150.jpg)

